便のトラブルの放置は危険!

前回までの記事で、便秘には乳酸菌+食物繊維、下痢には乳酸菌+ビタミンCが効果的だとお話ししました。

その時に必要な栄養素を乳酸菌と組み合わせることで、どちらの場合も効果が倍増するんですね!

 

でも、乳酸菌が便のトラブルには良いと分かっていても「小さいころからの体質だから」「たかが便秘でしょ」といってなかなか始められない方も多いと思います。

 

そこで、今回は便秘をそのままにしておくとどうなるかというちょっと怖いお話をしていこうと思います!

 

便秘をそのままにしておくと、病気に繋がることがあるのをご存知ですか?

病気は腸閉塞と大腸がんの2つが特に多いです。

 

・腸閉塞

腸閉塞は腸の中で便がたまりすぎ、腸の機能が低下して動かなくなる状態のことを言います。

便秘が続いて2週間ほど便が出ないと、腸閉塞になる可能性が増えます。

普段通りの食生活をしていると、2週間分の食べ物は結構な量になります。

それがすべて腸にたまっているのは怖いですね・・。

腸閉塞になると、便が出なくなるのはもちろん嘔吐や吐き気が主な症状です。

そして、激しい腹痛がありますので便秘が続くときは要注意です。

 

 

腸閉塞と診断されたら、自分で治療することはできません。

ほとんどの場合は入院し、経過観察も含め1週間ほどかかるでしょう。

また重症の場合は開腹手術を行って、腸にたまった便を出すことになります。

この手術を行うと、腸がねじれやすくなったりしまい、また腸閉塞を繰り返すことが多いです。

 

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ちなみに、腸閉塞になる方は便が固い方がほとんどだそうです。

便を柔らかくすると腸がつまりにくくなるため腸閉塞予防には効果的です。

一度、腸閉塞を経験した方はお医者さんと相談しながら便の硬さを調節してくれる乳酸菌を上手に取り入れて、消化に良い食事をすることがおすすめです。

 

 

・大腸がん

日本人にとても多く、男性は第3位、女性は第1位にかかりやすいがんになります。

 

大腸がんの場合は食生活や腸の機能が低下すると起こりやすい病気です。

 

腸の機能が低下すると、ポリープができやすくなり、それが悪性化する可能性もあります。

 

症状としては便秘や下痢などの排便トラブルが起きることがあります。

また、血便が出た場合は、大腸がんの可能性が高いです。

 

以上、便秘を放置していると、このような病気に繋がることがあります。

腸の病気になってしまうと、食事の制限もかかることがあるので、日常生活を送ることが難しくなります。

そうなる前に、少しづつ乳酸菌を増やして健康な食事に近づけていくのはどうでしょうか(^^♪