健康な腸で、乳酸菌効果アップ!

乳酸菌の効果をより得られるために、普段の生活も見直してみましょう!

乳酸菌をたくさんとっても、腸年齢が高すぎると効果も出にくいのです。

私たちの腸内はさまざまな理由から老化していきます。

 

まずは年齢です。

年齢が高くなるにつれて腸内環境は悪化していきます。

赤ちゃんの場合、腸内の善玉菌の量がとても多く、なんと90%以上が善玉菌でできています。

 

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それが大人になると日和見菌の割合がぐっと増え、善玉菌は20%程になってしまいます。この状態でも善玉菌がきちんと働いていれば、日和見菌も味方をするのでなんとか善玉菌優勢の腸となります。

お年寄りになると、善玉菌が10%程になります。

こうなると、いつでも腸が悪玉菌優勢になってしまってもおかしくない状態です。

お年寄りは一般的に便秘なども多く、また、ウイルス感染をしたら重篤化することが多いのにはこんな理由があるのです。

 

以上の説明の通り、年齢と腸の機能は大きく関係しています。

しかし、年齢以外にも大切なポイントがあります。

現在は若い方でも腸内環境が悪い人がいますので注意が必要です。

 

①食生活

普段、野菜をあまり食べない食事をしていませんか?

野菜には食物繊維が多く含まれており、腸をきれいにする効果があります。

毎日、野菜ジュースを飲んでいるから大丈夫!と感じている方もいるかもしれません。

市販の野菜ジュースは製品になる過程で食物繊維が少なくなっています。

野菜を全く食べないよりはましですが、できれば野菜ジュースではなく野菜を食べましょう。

また、肉や脂っこいものを多く食べていると腸に負担がかかり、善玉菌が減っていきます。

消化に時間がかかる食品は腸に留まる時間が増えるため、腸に負担がかかります。

 

②運動不足

運動不足は腸と大きな関係があります。

適度な運動を続けると、腸の消化吸収の機能も良くなります。

乳酸菌を摂るときちんと吸収されるということですね。

 

③ストレス

ストレスがかかると腸にも影響があります。

緊張をすると腹痛を起こしたり、便秘になったりする場合がありますよね。

ちなみに男性は下痢、女性は便秘を起こしやすいそうです。

ストレスは「セロトニン」というホルモンが関係しています。

セロトニン」が足りなくなると自律神経のバランスが崩れ様々な不調をきたします。

すると、腸の状態も悪くなり、腸内環境が悪化してしまいます。

ストレスがない人はいませんが、上手にストレス解消を行うことが必要です。

腸の違和感をそのままにしておかずに早めに改善させましょう。