乳酸菌の効果は便秘解消以外にも!?
前回、「乳酸菌ってなに?」で説明したとおり、腸内環境を良くするには乳酸菌が必要です。
腸内にいる善玉菌の数を増やして、他の悪玉菌、日和見菌のバランスを整えることができるからです。
今回は善玉菌が増えれば具体的に体にどんな効果があるのかを書いていきます。
・便通が良くなる
これは皆さんご存知だと思います!
また乳酸菌は便秘だけではなく下痢にも効果があります。
便を正常な状態に近づけ、理想的な腸内環境にすることができます。
乳酸菌の整腸剤もたくさんありますね。
・ウイルスを退治する
毎年冬に流行するノロウイルスや食中毒の原因になる大腸菌があります。
これらの菌は酸に弱いという特徴を持っています。
乳酸菌は酸と付いている名前の通り、酸性の菌になります。
ですから、酸性に弱いウイルスをやっつけることができます。
また、同じウイルスにかかっても症状が軽い人、重い人がいますよね?
これは体力や年齢などの理由もありますが、それぞれの腸内環境も大きく影響しています。
ノロウイルスなどは体に入ってきた後に人間の腸内で増加していく菌です。
ウイルスが入ってきた腸内に善玉菌が多いと悪い菌が入ってきても負けずに戦ってくれます。
しかし、善玉菌があまりいない腸内だとウイルスがどんどん増えてしまいます。
ここで、どのくらい悪い菌が増えてしまうかによってそのあとの症状の違いが出てきます。
乳酸菌を日ごろから摂っていて、腸内環境が良い人はウイルスにかかりにくく、またかかってしまっても症状が軽く済みます。
・病気にかかりにくくなる
人間の体の免疫の70%はなんと腸に集中しています。
ですから、まず腸を健康にすることが健康や美容への近道です。
病気の人は健康な人に比べて腸の機能が低下しているというデータもあります。
先ほどのウイルスはもちろん、インフルエンザや風邪予防などにも効果的です。
・消化吸収がきちんとできるようになる
吸収ができるといっても太るということではありませんのでご安心を!(^^)!
栄養を無駄なく取り入れられる体になれるということです。
便秘のように無駄なものが体に残っているままだと、体によくありません。
便秘で悩んでいる人は肌に吹き出物があったり、体調があまりよくなかったりと健康面でも美容面でもマイナスのことが多いですよね?
便秘が解消されると体が中からすっきりし、滞りのないからだに生まれ変わります。
以上、乳酸菌の効果についてでした。
腸内の環境を良くしてより生き生きと健康に生活しましょう!
次回からは、乳酸菌についてもう少し具体的にほり下げて行こうと思います(^^♪