下痢の方の乳酸菌の摂り方

前回、便秘に悩んでいる方向けに乳酸菌の摂り方を説明しました。

今回は便秘とは逆の症状で悩んでいる方向けです。

そう、下痢ですね・・。

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下痢といっても、判断しづらいことが多いかと思うので、下痢と呼ばれる基準を説明したいと思います。

水分80%以上の便が出る場合下痢といわれるそうです。

ちなみに水分70~80%くらいの柔らかい便は軟便です。

水分の割合で言われてもやっぱり分かりづらいので、付け加えて説明しますね。

柔らかい状態の便が、トイレの水の中に広がった時にどうなるかが判断のポイントです。

すぐに水に溶けたりして広がったら下痢で、水の中でも便の状態があまり変わらないようなら固形状態であるということで軟便ということになります。

 

さらに、下痢の方はトイレに行くまでに腹痛を訴えることが多いです。

急にトイレに駆け込んだりすることもあり、自分でコントロールできないことが多いのも下痢の特徴ですね。 

 

下痢をしやすい理由はたくさんありますが、ストレスによる緊張からきている場合が多いです。

腸はストレスの影響を受けやすく、緊張などの刺激から腸の運動が弱くなるのです。

改善するためには、ストレスに強いカルシウムをきちんと摂り、腸を守ることです。

 

また、コルチゾールというホルモンも関係しています。

コルチゾールはストレスホルモンとも呼ばれていて、これが増えるとカルシウムの働きが弱くなり、ストレスにさらに弱くなります。

しかし、乳酸菌を摂ることにより、腸の中の善玉菌が増えればコルチゾールが増えにくくなるのです!

 

下痢の症状で悩んでいる方にはストレスに負けない乳酸菌がおすすめです!

 

ヨーグルトは牛乳のようにリラックス効果がある食べ物です。

また、消化も良い食べ物なので下痢で敏感になった腸にやさしいです。

 

また、ストレスはビタミンCを大量に消費します。

ですので失われたビタミンCをたくさん摂ることも必要です。

キャベツはビタミンCが豊富で、身近な野菜なので取り入れやすいです。

ザワークラフト(キャベツの酢漬け)はビタミンCも乳酸菌も含まれているので、チャレンジしてみるのも良いですね。

 

 

冬に流行することが多いノロウイルスなどでも下痢の症状が現れます。

しかし、それは生活習慣やストレスからくる下痢ではなく、ウイルスによるものなので

数日で改善することが多いです。

今回の下痢の改善の方法は急性の下痢ではなく、普段から悩んでいる慢性の下痢方向けの情報です!

数週間続くようなら慢性の下痢と考えてよいでしょう。