便を見て腸内環境を知ろう!
皆さん、こんにちは!
今回は、便の状態と腸の関係について詳しく説明していきます。
あなたは、毎回便の状態を確認していますか?
便を見ることで、今の自分の腸の状態が良く分かります。
そもそも便とは何からできているかご存知でしょうか。
食べたものが体の中に吸収された後のゴミだと思いがちですが、それだけではありません。
食べ物のゴミは、実は便の成分の10%ほどなのでわずかです。
便に一番多く、70%ほどを占めているものは水分です。
そして、水分の次に占めているもの(20%ほど)は、なんと乳酸菌を含めた腸内細菌なのです!
1gの便に1兆個もの大量の腸内細菌が入っているといわれているため、便を見れば腸内細菌の様子も分かるという仕組みです。
このブログでおすすめしている乳酸菌も、便の状態が良くなって効果を実感できれば、モチベーションにもなり、乳酸菌を続けやすくなりますね!
今まで気にしていなかった方も、蓋をして流す前に便の状態を一目で良いので確認してみましょう。
・泥のような便
下痢のような液体便とまではいかなくても、泥のような柔らかい便が続く場合、腸内環境が良くなく、消化吸収がきちんと行われてないということです。
柔らかい便が続くとかぶれを起こすこともあります。
・ころころの便
硬く、ころころしている便はまずは水分不足が考えられます。
ただし、水分不足だからといって一度に大量の水分を摂ると尿として排泄されてしまいます。毎日こまめに水分を摂りましょう。
硬い便は出すときに苦痛を感じることが多く、痔の原因にもなります。
また、腸の蠕動運動が少なく、便に留まる時間が長いため水分が吸収されやすいいうこともあります。
また、お肉をたくさん食べる方に多い便です。
もう少しバランスのとれた食事を心がけ、乳酸菌だけでなく、食物繊維など積極的に摂ることが大切です。
・細い便
食事量が少なすぎても、腸の機能が低下します。
体重を気にするあまり、食事を控えていると腸内細菌が減り、消化不良を起こすことがあります。
また、細い便が続くときは、水分の摂りすぎている場合もあります。
ただし突然、便の太さが変わったら腸内環境だけではなく、病気の可能性もありますので、注意が必要です。
このように便の形だけでも様々な種類があり、腸内環境の様子が分かります。
もっと詳しく知りたい!という方はブリストルスケールという基準の表があります。
これを確認して、自分の腸内環境を知るというのも良い方法です。