シロタ株乳酸菌について
皆さん、こんにちは!
前回に引き続き、目的別のおすすめの乳酸菌について紹介したいと思います。
前回はインフルエンザ予防についてでしたが、冬になると流行しやすい病気は他にもあります。
代表的なものはノロウイルスでしょうか。
私も10年ほど前にかかったことがありますが、数日間は吐き気がひどくつらかったです・・。
ノロウイルスは胃腸炎の一種ですが、毎年学校などの集団感染がありニュースになることが多いですね。
ノロウイルスは発熱や嘔吐などが主な症状です。
インフルエンザのように治療薬はないため、整腸剤が処方されたり、脱水がひどいと点滴を受けたりなどの対処療法しかありません。
健康な成人が感染すると、大体2~3日で症状は治まります。
(ただし、職場復帰などは相談してからですよ!)
それなら他の胃腸炎と変わりないと思いがちですが、ノロウイルスには特徴があります。
①感染力が強い
感染力が非常に強いウイルスです。
また、ノロウイルスに感染した人の便には1g当たり億単位のウイルスがいるとされ、 その中の100個を体に入れただけでも感染してしまいます。
また、突然症状が出るため普段通りに生活している人も感染している場合があります。
その間に感染が広まることもあるのです。
②高齢者、子供には注意
高齢者や乳幼児などは重症化しやすいです。
嘔吐が原因で肺炎を発症する危険があるからです。
また、脱水がひどいと治療に時間がかかり入院することもあります。
高齢者がいる施設や保育園などは感染者を出さないように注意が必要です。
そんな高齢者施設でノロウイルス対策として乳酸菌を取り入れている施設が増えています。
効果的な乳酸菌の種類はシロタ株です。
(乳酸菌で有名な会社の商品ですね!)
実験で、このシロタ株を含んだ飲料を高齢者施設で毎日飲んでみました。
飲んでいる人と飲んでいない人にはノロウイルスに感染する確率は変わりませんでした。
しかし、感染した後の発熱日数に違いが出たそうです。
飲んでいない人が平均3日なのに対し、飲んでいた人は約半分の1.5日という結果になりました。
発熱日数が短くなると、日常生活に早く戻ることができます。
施設側も特別な対応が短くて済むし、なにより集団感染の予防になります。
このように既にノロウイルス対策として乳酸菌飲料を取り入れているところもあります。
毎日でも続けやすい大きさも魅力的ですね。
小さい子供や高齢者がいる方は家族で試してみてはどうでしょうか?