乳酸菌パワーを最大限生かすために2

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皆さん、こんにちは!

乳酸菌の効果や乳酸菌を多く含む食品などいろいろお話していますが、

乳酸菌の取り方でも効果が変わる場合があるのです。

前回も一度お話していますが、他の方法もあるんですよ!

同じ量の乳酸菌を取るなら、少しでも効率が良い方法を選びたいですね。

 

・乳酸菌は食事の後や寝る前に摂る

乳酸菌などの善玉菌は胃酸に弱いので、食後が効果的だとお話しました。

デザートのヨーグルトはばっちりですね!

 

ご飯の後に乳製品はつらい・・と感じている方は寝る前がおすすめです。 

寝ているときでも、私たちの腸内は活発に動いています。

また、当たり前ですが、寝ている間は食べ物を食べることができません。

その「食べ物が腸に入ってこない」という状態が大切なのです!

腸に食べ物が入ってこないと、次から次へと入ってくる食べ物で腸に負担がかかるということはありません。

乳酸菌が腸に留まる時間も増えるため、腸がより活発に働けるということです。

 

・食品の期限を確認する

購入したばかりのキムチと時間がたって少し酸味があるキムチどちらが乳酸菌が多いと思いますか?

発酵がすすんだら、それだけ乳酸菌も増えると思いがちですが、乳酸菌が日数とともに増えることは少ないそうです。

それどころか減る可能性の方が高いので、乳酸菌食品はできるだけ早めに食べましょう。

買い物に行く時間がある方なら、乳酸菌食品を1週間分まとめて買うより、こまめに買った方が良いのかもしれませんね。

 

特定保健用食品を選ぶ

どの種類を購入するか迷ったときには、商品のラベルを見てみましょう。

「トクホ」と書かれている乳酸菌食品はありませんか?

CMなどでもよく聞く「トクホ」とは特定保健用食品というものです。

この特定保健用食品とは、消費者庁がきちんと検査をして効果があった食品にのみ表示が許可されています。

ですから、「トクホ」の表示がある商品は、きちんと腸に届き、健康効果があると認められた乳酸菌食品ということです。

同じ量をたべるのなら、少でも効果がある食品を選びたいですね。

 

この特定保健用食品は様々な食品につけられています。

よく聞くのが、「糖の吸収を抑えるお茶」などでしょうか。

 

乳酸菌に限らず、人によって効果が違う食品などを選ぶときに目安になります。

トクホのマークは分かりやすいところにあることが多いので、(企業側もトクホだと商品の効果をよりアピールできますからね)どの商品を買うか迷ったときに参考にしてみて下さい。

 

 

ヨーグルトを飽きずに食べる工夫!

皆さん、こんにちは!

 

毎日、乳酸菌を取ろうとヨーグルトを食べている方も多いと思います。

ヨーグルトはそのままでももちろん、ジャムをかけたりフルーツと合わせたりしてもおいしく食べ飽きないですよね!

 

 

ヨーグルトの消費量は、日本人は1日で約20gといわれています。

しかし、ブルガリア人のヨーグルト消費量は1年間で約50㎏といわれています。

これを1日に換算すると約135gになります。

1日で日本人の6倍も食べているなんて、さすがヨーグルトの国!

ブルガリア人の消費量がどれだけ多いか分かりますね!

 

 

これだけ多くのヨーグルトをべているブルガリア人ですが、どのように食べていいるのでしょうか?

そのまま食べることも多いんですが、実はヨーグルトを料理に使うことが多いのです。

デザートとして食べるにしては多すぎる量ですものね。

ここで、ブルガリアのヨーグルトを使った代表的な料理を紹介したいと思います。

 

・タラトール

ヨーグルト入りの冷製スープです。

きゅうりやニンニクなどをまぜて、最後にオリーブオイルをかけて完成です。

ブルガリアでは前菜になることが多いそうです。

 

・ムサカ

ひき肉と野菜を炒めてからヨーグルトをかけて焼いた料理です。

グラタンに似ていますが、チーズではなくヨーグルトを使っているので、くどすぎすに

食べられます。

 

このようにブルガリアにはヨーグルトを使った料理がたくさんあります。

そのまま食べるだけではなく、料理にも使うことで無理なく食べられる量も増えますね。

このようにブルガリア人は毎日の料理にヨーグルトが活用されているのです。

 

このように、ヨーグルトを料理に使ってみたい!という方はいませんか?

ブルガリア料理に挑戦してみるのも良いですが、まずは作りやすいものを紹介します。

 

・タンドリーチキン

鶏肉にヨーグルト、カレー粉などを漬けておき、焼くだけです。

カレーの風味があるので、ヨーグルトの味がしにくく、食べやすい料理です。

ヨーグルトにはお肉を柔らかくする効果があり、実はこれは乳酸菌の効果なのです。

肉の繊維を柔らかくしてまろやかな味になります。

 

・サラダ

マヨネーズの量を減らし、その分水切りしたヨーグルトを加えます。

ポテトサラダやマカロニサラダに利用できますね。

マヨネーズを減らした分カロリーオフにもなるのでダイエット中にもお勧めです。

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このようにヨーグルトを使用する料理レシピはたくさんあるので試してみてはいかがでしょうか?

そのまま食べるのは飽きた・・という方もどうぞ!

 

花粉症に効果的な乳酸菌について

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皆さん、こんにちは!

今回はこの季節にぴったりの乳酸菌について紹介したいと思います。

 

今年は予想外の大雪でまだまだ冬真っ最中ですが、毎年3月に入ると春っぽくなりますね。

春といえば・・そう「花粉症」です。

くしゃみや鼻水が止まらない、目がかゆくてたまらないという人も多いと思います。

 

現在、日本人で4人に1人が花粉症といわれています。

ざっと計算して、家族に1人はいると考えると意外と多い数字ですよね。

また、皆さんが思い浮かぶ症状以外にも熱が出る、下痢をするといった症状が起きる人もいるそうです。

原因がわからないけれど、この時期は毎年体調が悪くなると感じている人は花粉症の可能性があるかもしれませんね。

 

そんな花粉症ですが、なぜ症状が起きるのでしょうか。

少し難しい話になりますが、花粉症にはIgEというたんぱく質が関係しています。

私たちの体はアレルギー物質(アレルゲンとも呼ばれています)が入ってきたら、それを異物と感じるため、体の細胞がそれを追い出そうと戦います。

その過程でIgEと呼ばれる物質が作られるのです。

 

しかし、この物質ができることによって皆さんがご存知の花粉症の症状が起きてしまうのです。

 このIgEはある程度の量を超えた時点で花粉症が発症するようになっています。

今まで、なんともなかったのに大人になってから花粉症になったという人も体質が変わったというわけではなく、十分考えられることなのです。

 

では、ここで花粉症に効く乳酸菌を紹介します。

乳酸菌の中にはIgEを抑えることのできる種類がいるため、それを利用しましょう。

花粉症対策にはL-92乳酸菌が有名です。

以前に話しているアトピー性皮膚炎に効く乳酸菌も同じL-92でしたね!

L-92乳酸菌はこのようなアレルギー症状全般に効くといわれています。

1か月以上食べ続けることで、症状が改善したというデータもあります。

すべての乳酸菌が花粉症の症状に効くわけではないので、乳酸菌の種類をよく確認してみましょうね。

乳酸菌をきちんと取っているという人も、花粉症にはあまり効果のない商品を選んでいたのかもしれませんので、これを機会にチェックしてみましょう!

乳酸菌だけで、花粉症などの症状を完全に治すことは難しいですが、つらい症状が軽くなるだけでも良いですね。

また、症状が軽いと今まで処方されていた薬なども少なくなるかもしれません。

コスト的にもメリットがありそうですね。

 

 

 

 

肌荒れに効果的な乳酸菌

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前回のアトピー性皮膚炎と少し似ている内容になりますが、今回のテーマはずばり「肌荒れ」です!

 

女性の方は肌の状態を気にされている方が多いですよね。

肌の調子が良いとお化粧もきれいにのりますし、化粧崩れもしにくいです。

気になる方と接近できる自信もつきます笑

肌の状態が良いと気分も良くなりますよね!

 

男性にも肌荒れはもちろんありますが、女性はホルモンの乱れなど女性特有のことが原因にもなります。

生理中には敏感肌になったり、生理前は吹き出物ができたりと思い当たる方はいるんではないでしょうか。

市販の脱毛グッズなどにも生理前後の使用は注意と書かれていますね。

 

そもそも、なぜ肌が乾燥するのか?を考えてみましょう。

外的要因もありますが、腸内環境とも大きく関係しています。

腸の中の悪玉菌が増加すると、善玉菌の数が減り、免疫力が落ちてきますね。

そうなると肌の免疫力も落ちてきますので、ホルモンバランスやストレスなどから守り切れなくなり肌荒れが起きるてしまうのです。

 

それに加え、特に冬の時期は乾燥なども加わり肌荒れ気味になります。

今回は、そういう方にお勧めの乳酸菌を紹介しましょう!

 

肌荒れに効果的な乳酸菌はLB81という種類が代表的です。

LB81乳酸菌にはブルガリア菌2038株+サーモフィラス菌1131株という2種類を混ぜた菌です。

正直何が何だかわかりませんが・・笑

とりあえず、2つの乳酸菌を混ぜて、更に効果がアップしているということです!

 

ヨーグルトの本場のブルガリア地方でもこのLB81乳酸菌を使ってヨーグルトを作っているそうです。

 

この乳酸菌には肌荒れを治す効果が期待されています。

LB81乳酸菌を毎日食べ続けた女性の肌の乾燥が改善したということです。

 

この乳酸菌の食品は大手メーカーからヨーグルトとして発売されています。

昔から販売していた有名なヨーグルトですので、ほとんどの方が一度は手にしたことがあると思います。

そういえば、私の実家のヨーグルトもこれでした笑

 

このメーカーはブルガリア人が健康で長寿のことから、ブルガリア人が好んでよく食べているヨーグルトに秘密があるかもしれないと調べました。

そして日本で健康によいといわれるヨーグルトを発売したのです。

それから、他のメーカーもヨーグルトの効果に気付き、たくさんの商品を作り始めました。

現在の健康ブームにヨーグルトが当たり前の商品となっているのもブルガリア人の食習慣に気が付いたおかげなんですね。

 

 

 

 

 

アトピー性皮膚炎に効果的な乳酸菌

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この症状で悩む人にはこの乳酸菌がおすすめ!と紹介をしていますが、今回の症状は「アトピー皮膚炎」です。

 

・そもそもアトピー皮膚炎とは

私たち人間の血液には免疫に関係する抗体があります。

その抗体とアレルゲンがくっつくと拒否反応を起こし顔や体に湿疹やかぶれなどの異常が起きます。

アレルゲンには代表的なものとしてダニやカビなどがあります。

アトピー皮膚炎の皮膚はカサカサして乾燥していることが多いです。

さらに冬になると、湿度も低くなり、乾燥がさらにひどくなります。

乾燥がすすむと体がかゆくなるので、かきむしってしまうこともあります。

このようにアトピー皮膚炎の人は冬に悪化することが多いため、今の季節は要注意です。

 

アトピー皮膚炎の治療

アトピー性皮膚炎は完治することがあまりなく、長い間付き合っていかなければいけない病気です。

大人になって治ったと思っていても、仕事のストレスや生活習慣によって再発することも多いです。

患者全体を見ても、年々アトピー性皮膚炎の人が増えているという現状です。

遺伝や生活習慣、清潔な環境など気を付けなければいけないポイントはたくさんあります。

 

アトピー性皮膚炎の治療薬

症状がひどい場合は病院で薬を処方されます。

皆さんも聞いたことがあるかもしれませんが、ステロイド薬が使われることがあります。

一昔前はステロイドは危険といった情報もありましたが、ステロイドにも種類があり、それぞれに合った薬を処方してくれます。

ステロイド薬を処方されたら説明通りに使用するべきですが、あまり長い間は使用してくないですよね。

普段の生活でアトピー性皮膚炎の症状を抑えることができたら素晴らしいと思いませんか?

 

・乳酸菌で改善?

免疫力に関係する約70%が腸に集中しています。

腸を健康にすることが、アトピー性皮膚炎の改善の一歩です。

乳酸菌を取ることで改善の可能性はありますが、現在はアトピーに効くといわれている乳酸菌も登場しています。

いくつかあるようですか、代表的なものはEC-12やL-92という種類の乳酸菌です。

L-92乳酸菌配合の商品は飲料タイプになっているものがあります。

また、EC-12配合の商品はサプリメントや錠剤タイプが多くありました。

それぞれのライフスタイルに合わせて選んでみてはいかかでしょう。

 

乳酸菌でアトピー性皮膚炎が完治することはないですが、症状を和らげたりといった効果が期待できます。

また副作用はありませんので、小さなお子さんにも試してみることができますよ!

 

 

 

 

人には人の乳酸菌の意味とは?

皆さん、こんにちは!

乳酸菌を配合している錠剤のCMで「人には人の乳酸菌」というのを聞いたことがありますか?

なんとなく聞き流していた方も多いと思いますが、私も詳しく知らなかったので気になり調べてみました!

人の乳酸菌はどのように取って、錠剤などの製品になっているのでしょうか。

 なんと、人間の便から乳酸菌を取り、作っているのです!

なんか汚い・・と感じますが、研究や実験を繰り返して錠剤になる乳酸菌は便の成分などは残っておらず、純粋な乳酸菌です。

 

人の腸内で今まで生きていた乳酸菌は強いので、それを乳酸菌の素(種菌と呼ばれます)として保存性なども考え、より効果のある乳酸菌にしています。

また、日本人の腸から取った乳酸菌も多くあります。

ガゼリ菌という乳酸菌が代表的で、生きて腸まで効くということがきちんと確認されています。

腸の長さや消化機能は国籍などによって様々であり体質も大きく違います。

日本人はやはり体質が同じである日本人の乳酸菌の方が効果が出やすいでしょう。

 

また、現在は乳酸菌配合のサプリや錠剤が多く販売されています。

熱に弱いといわれている乳酸菌を錠剤に加工しているので、本当に効果があるのか?

乳酸菌がすでに死んでいるのではないかと思う方もいますよね。

私も何回も乳酸菌はデリケートなため温度に注意!とお伝えしていますし・・。

 

実は、長期保管できるようにこれらの乳酸菌は死んでいるのではなく、仮死状態になっていて動きを止めているだけなのです。

例えるなら、熊の冬眠のような状態でしょうか笑

錠剤を飲んで体内に入ったときに動き出すので、効果には問題ないです。

ですので、安心して乳酸菌の効果を期待してください!

 

乳酸菌配合の錠剤は無理ですが、実は乳酸菌飲料は自分でも作ることができます。

牛乳、砂糖を合わせて温めたものに、クエン酸と乳酸を入れたら完成です。

これが原液になりますので、好きな濃度に薄めて飲みましょう。

材料も少なく、作り方も簡単ですが、温度管理が大事ですので、必ず温度計を使って作りましょう。

また、最後の乳酸を入れた後には温めすぎないことがコツです。

 

大人になるとあまり乳酸菌飲料を飲む機会がありませんよね。

慣れてくると砂糖も調節できますし、飲みやすい味なので試してみてはどうでしょうか。

手作りの乳酸菌飲料は保存剤なども必要ないため、安心に飲むことができます。

冬休み中に子供と一緒に作り、自由研究の宿題にしてはいかかでしょう笑

 

シロタ株乳酸菌について

皆さん、こんにちは!

前回に引き続き、目的別のおすすめの乳酸菌について紹介したいと思います。

前回はインフルエンザ予防についてでしたが、冬になると流行しやすい病気は他にもあります。

代表的なものはノロウイルスでしょうか。

私も10年ほど前にかかったことがありますが、数日間は吐き気がひどくつらかったです・・。

ノロウイルスは胃腸炎の一種ですが、毎年学校などの集団感染がありニュースになることが多いですね。

 

ノロウイルスは発熱や嘔吐などが主な症状です。

インフルエンザのように治療薬はないため、整腸剤が処方されたり、脱水がひどいと点滴を受けたりなどの対処療法しかありません。

健康な成人が感染すると、大体2~3日で症状は治まります。

(ただし、職場復帰などは相談してからですよ!)

それなら他の胃腸炎と変わりないと思いがちですが、ノロウイルスには特徴があります。

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①感染力が強い

感染力が非常に強いウイルスです。

また、ノロウイルスに感染した人の便には1g当たり億単位のウイルスがいるとされ、 その中の100個を体に入れただけでも感染してしまいます。

また、突然症状が出るため普段通りに生活している人も感染している場合があります。

その間に感染が広まることもあるのです。

 

高齢者、子供には注意

高齢者や乳幼児などは重症化しやすいです。

嘔吐が原因で肺炎を発症する危険があるからです。

また、脱水がひどいと治療に時間がかかり入院することもあります。

高齢者がいる施設や保育園などは感染者を出さないように注意が必要です。

 

そんな高齢者施設でノロウイルス対策として乳酸菌を取り入れている施設が増えています。

効果的な乳酸菌の種類はシロタ株です。

(乳酸菌で有名な会社の商品ですね!)

実験で、このシロタ株を含んだ飲料を高齢者施設で毎日飲んでみました。

飲んでいる人と飲んでいない人にはノロウイルスに感染する確率は変わりませんでした。

しかし、感染した後の発熱日数に違いが出たそうです。

飲んでいない人が平均3日なのに対し、飲んでいた人は約半分の1.5日という結果になりました。

 

発熱日数が短くなると、日常生活に早く戻ることができます。

施設側も特別な対応が短くて済むし、なにより集団感染の予防になります。

 

このように既にノロウイルス対策として乳酸菌飲料を取り入れているところもあります。

毎日でも続けやすい大きさも魅力的ですね。

小さい子供や高齢者がいる方は家族で試してみてはどうでしょうか?